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令和4年(2022年)は寅年です。
1月2月7月には信貴山本堂に祀られている
奥秘仏ご本尊の12年に一度の御開帳。
2月寅月にはご信者様が
奥秘仏ご本尊とご縁を結ぶ結縁灌頂という密教の有難い法会が厳修されます。
是非12年に一度の勝縁にご参拝下さい。詳しくは玉蔵院迄お尋ね下さい。

鎌倉時代、興教大師覚鑁(かくばん)上人がこの山に参篭された時
毘沙門天さまよりありがたい摩訶不思議な玉「如意宝珠」を授けられ
この寺に蔵められたことから『玉蔵院』と呼ばれるようになりました。

国定公園内に位置する信貴山では、四季折々の自然を楽しめます。
春は梅、桜、夏は避暑、秋は紅葉と一年を通じて自然を満喫することができ
山を散策しながらお参り頂く事も出来ます。
一般の観光の個人や団体の方などお気軽にご利用ください。

令和元年7月1日

 
 謹啓 各地で梅雨入りとなっており、蒸し暑い日々が多くなってまいりましたこの頃、御信者の皆様方におかれましては、益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
 新天皇・皇后陛下が御即位され、令和の時代が幕を開けました。御祝いの気持で溢れ、日本がとても和やかな雰囲気に包まれました。心から御祝い申し上げます。
 宗祖弘法大師は、唐への留学から806年に帰朝され、その当時は第51代平城天皇の時代でした。その後、嵯峨天皇、淳和天皇と、三代にわたって御信認を頂き、各天皇方と交流されております。
 平城天皇には退位後に灌頂を授けられ、嵯峨天皇には高野山を開くことを上表されております。嵯峨天皇は、平安時代の三筆として、橘逸勢、弘法大師とともに知られており、仏教のみならず書や詩文に関しても交流が盛んであったと思われます。現存する弘法大師作と伝えられる文章では、嵯峨天皇に関するものが多く残っています。淳和天皇とは、皇太子時代には狸毛(たたげ)の筆を献上し、即位後には宮中真言院での御修法を奏上されています。これは現在、京都駅に近い東寺の灌頂院で、正月御七日(八日から十四日まで)の間、真言宗の行事として勤修されているものです。
 各天皇方との交流があってこそ宗祖弘法大師もその教えを弘め、より良き社会を目指されたと思います。その当時とは社会の在り方が違っておりますが、その教えを現代まで我々が受け継いでいることの重さを改めて感じております。
 弘法大師が書かれた、淳和天皇の願文の中に「国は民をもって基(もとい)とし、人は食をもって命となす。人の命のかかるところは食であり、衣である。衣食は何によってあるかといえば、まさに農業であり、養蚕(絹織り)である。農業と養蚕(絹織り)とは何によって得られるのかといえば、ただ平等に降り注ぐ天の雨である」とあります。
 自然の順調な運行や、人々の良い生活があってこそ平和があるのだと示しています。
残念ながら、昨年は自然災害が多い夏でした、また様々な事故や事件の報道も多いこの頃です。
 皆様方が御自身や環境、周囲に十分注意を払って、良き夏を過ごされることを何より願っております。
 どうぞ信貴山で緑に囲まれてお寛ぎいただけたらと思います。
 御信者の皆様方に毘沙門天王様の御加護があらんことをお祈り申し上げます。 敬具