浴油祈祷厳修(令和3年11月19日から25日)

『浴油祈祷について』

玉蔵院の浴油堂ご本尊は、本堂に祀られている毘沙門天さまのお姿とは違い、背中合わせの双身の小さな毘沙門天さまです。

福徳財宝の天部の仏様であり、特に浴油のご本尊さまは御利益を積極的に与えてくださるお姿と言われています。

平安時代末期、高野山を復興された興教大師覚鑁上人が信貴山に参篭された時、毘沙門天さまより如意宝珠の玉を授けられ、

それを納めた寺と言う意味で「玉蔵院」とよばれました。

 

この時の覚鑁上人が修された秘法が「浴油法」であろうと伝えられております。

密教修法の中でも秘法とされている「浴油法」。清められ、暖められた榧の油のなかでご本尊様に斎戒沐浴して頂き、

お祈りし祈願します。

特に、ご本尊さまを祈願する者以外はけっして直接見てはならないと言う決まりがあります。

それ故、祈願する行者は心身清浄にして寅の刻(午前四時)にその行を修しなければなりません。

密教の修法の分類には、「四種法」という代表的な分け方があります。「息災・増益・敬愛・調伏」の四種類です。

「浴油法」は「増益」に属します。ご本尊さまに積極的に働いていただくように祈願をし、

願主の幸福を増進する祈願法の一つです。

福徳、繁栄を祈るためのものです。

現在は五月と十一月浴油講に、期限りで一週間づつ「浴油法」を修しています。

その際、浴油祈祷申込者と浴油講の皆様の祈願としております。

浴油講は毎年11月22日から24日までの三日間法要を執り行ないます。

その法要の間だけ特別に『内拝』を(浴油法をしているお堂の内部に入り、

天覆におおわれたご本尊さまを間近で拝む)していただきます。それ故、霊験あらたかな、ありがたい法要です。

今年11月は11月19日(金)~25日(木)まで浴油祈祷が厳修されます。ぜひ皆様ご参拝、ご祈祷くださり、福徳円満をお授かり下さいませ。

 

   浴油祈祷期間   一週間(11月19日~25日)

   浴油祈祷祈願料  三日間 1万円

            一週間  2万円